ブラック警備会社体験記【商業施設編】

2014年入社 在籍期間1週間(現場研修期間中に退職) 日勤

面接

印象に残る記憶は特にありません。面接即採用でした。

入社後のギャップ

入社初日、新任教育を受ける為に本社に出勤、会議室のような部屋に6人、私以外はみんな男性でした。この人達と同じ入社なのかと思いきや、教官が一人ずつ「あなた、何日目?」と尋ねていて驚きました。入社初日の私と3日目の人、4日目の人とスタートがバラバラ、どうも常時人員募集して流動的に新任教育を受講させるシステムらしく、嫌な予感がしました。常時求人募集してる企業は離職率が高い、つまり退職者が多く人が定着しないということ、労働環境に問題があるのではと不安になりました。

福利厚生・労働環境

わずか1週間で退職した会社なので福利厚生が充実しているかどうかはわかりませんでした。

労働環境は良いとは言えなかったです。現場で女子隊員の更衣室はなく、着替えはトイレでした。これまでの経験で施設現場では大抵女子隊員の更衣室は用意してもらえます。館内の女子更衣室を使わせてもらえる施設もあれば警備待機室内の一角を更衣室として用意してくれる所もあります。トイレで着替えさせられたのはこの現場だけですね。

社風・人間関係

社風については1週間ではわかりませんでした。

人間関係は最悪でした。教育係の先輩は冷たくてぶっきらぼう、親切丁寧からは程遠い指導、どうしていいかわからなくて困っていても知らん顔、悪い意味で特殊な人が多かったです。この現場で良い人間関係を築くのは無理だと直感しました。先輩の女性隊員がパワハラのターゲットにされてました。無線連絡をいれても副隊長が「そんなこといちいち報告しなくていいんだよ、バーカ!」などと暴言、大声で恫喝など数日の間に何度も目撃しました。このままここに居たら、いずれ自分もターゲットにされると思いました。

退職理由

現場研修が始まって数日でここの隊員と一緒に働けないと思い、管制の担当者に退職を申し出ました。管制の話だとここの現場は人が入ってもすぐに辞めてしまうことが続いて問題になってるとのこと、他現場への異動を打診されましたが商業施設はやりたくなかったので退職しました。

警備業界に限らないけど転職を何度も経験すると職場の雰囲気で自分がここで長く働けるかどうかなんとなくわかってきます。最初にちょっと無理かもとの直感は大体当たります。少しでも長く働き続けられるように頑張っても半年以内にギブアップします。この会社も無理との直感に従って退職しました。

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