ブラック警備会社体験記【駐車場車両誘導編】

2010年入社 在籍期間1カ月 日勤

面接

この会社も前社同様に遠い記憶なのでよく覚えてないですが特に嫌な印象はありませんでした。

入社後のギャップ

支社での新任教育、交通費が出なくてビックリ。また現場研修初日は無給でした。金払いが悪い会社でした。

福利厚生・労働環境

新人は一定期間アルバイト扱いで社会保険等福利厚生の対象外でした。ただ将来正社員になれるのか曖昧で具体的な期間や正社員登用の要件について具体的な説明はありませんでした。

労働環境は良いとは言えませんでした。昼食休憩は45分、小休止も15分と短かったです。あとは臨時警備で催事場に行かされたり、違う支社の現場に突然行かされて知らない人達と挨拶もそこそこに勤務することもありました。

社風・人間関係

在籍期間が短かったので社風についてはよくわかりません。ただ突然遠方の現場に行かされるなど隊員を駒のように無茶させて使う会社という印象はありました。

人間関係については短期間で退職したので先輩隊員と深く関わることはありませんでした。ただ現場研修で女性の先輩隊員に指導を受けることになって初日に「今日はとりあえず見ててください」と言われたので隣で黙って見てたのですが、午後も同じように立って見ていたら突然「ただ突っ立ってないで動いてよ!」と怒鳴られて驚いて走ったら派手に転んで軽い怪我をしました。この先輩とは退職まで一番関わったけど特に性格が悪いとは思いませんでした。しかし、初日の恫喝の印象が強すぎて同じ職場で一緒に働くことに不安は感じました。

退職理由

施設警備希望だったのに屋外駐車場での車の誘導(2号警備)だったのが大きな理由ですね。季節は11月、だんだん寒くなる時期で屋外で一日立っているのが辛かったです。前職が私服保安で屋内勤務だったので風雨の中でガタガタ震えながらの勤務が本当にきつかったです。

私自身も問題ありました。前職を辞める原因となった鬱病が完治しないまま仕事を再開してしまい、通勤自体しんどくなってしまいました。ただでさえ慣れない環境でメンタル消耗するのに精神疾患を抱えた状態で環境の変化について行くのは厳しかったです。本当ならあと1~2カ月は自宅療養するべきでしたが一人暮らしで経済的に余裕がなく、すぐに働かざる得なかった状況でした。これまでの人生で一番辛い時期でした。

この会社を退職後、警備以外の職を求めてハローワーク紹介の工場で働きましたが、やはり鬱病の影響ですぐに退職、一人暮らしの継続が厳しくなって実家に戻って倉庫でピッキングのアルバイト、一人暮らし再開後はクリーニング店でアルバイトすることになるのですがこの話は機会があればということで。このあと、また警備業界に戻ることになりますがそれは次回のブログでお話しますね。

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