ボンクラ警備員の誕生

現在、勤務している複合ビルはこれまで経験した現場の中で一番楽です。本当に良い現場に配属されたというのが率直な感想です。しかし、こんな恵まれた現場でも「できない」「わかんねぇ」と不満をもらすボンクラ警備員がいます。こうした隊員は警備経験は長くても楽な現場しか知らないようです。それ故に使えないボンクラ警備員になってしまったのですね。

キツイ現場を経験しているか

一つの会社しか知らない警備員もいれば、同業他社からの転職警備員もいます。また、一つの会社でずっと一か所の現場にいる人と、複数の現場を経験してる人と経歴は様々です。現在の楽な現場がキツイと感じる隊員は、この会社もしくはこの現場しか知らない人です。私はこれまで同業他社でショッピングモールや空港、霞が関中央省庁と客対応の忙しい現場を経験してます。私と同じような経験をしてる隊員は今の現場は恵まれていることを理解してます。こんな楽な現場で文句ばかり言ってるボンクラ隊員はただの怠け者にしか見えません。

クライアントが近くにいない

現在はほとんどの施設で監視カメラが設置されています。本来の目的は、不審者や不審物など館内の異常を早期発見するための物です。しかし、現場によってはクライアントが警備員の勤務態度を監視する道具として利用されてます。こうした現場の担当者は、警備員の一挙手一投足に目を光らせて粗探しするタイプなので業務中は気が抜けないです。現在の現場のクライアントは、我々を常時見張るようなことはなく、近くにいることはあまりないです。もちろん、発報事案や救急車要請などがあった時は連絡を密にすることになりますが、普段は警備業務に首を突っ込むことはないです。こうした面でもやりやすい楽な現場なのですが、クライアントがうるさい現場を知らないボンクラ警備員は、この平和な現場が標準的な施設警備業務だと思い込んでいます。

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来客と緊急対応が少ない

現在の複合ビルではテナント職員が鍵を取りに来るのと、作業の業者と納品業者ぐらいです。一般のお客さんが防災センターを訪ねて来るのは、拾得物の引き取りぐらいです。また、商業施設ほど一般の来館客が少ないので救急車要請も他の施設現場に比べて少ないです。なので中央省庁の受付のような忙しさも商業施設のようなクレーマー対応もめったにない平和な現場です。しかし、キツイ現場を知らない隊員はテナント職員の解錠依頼も「わかんねぇからできない」、たまに緊急対応があると「忙しい、面倒くさい」と文句タラタラ、まさに使えないボンクラ警備員です。

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まとめ

①ボンクラ警備員は楽な現場しか経験がない。商業施設や空港、官公庁などキツイ現場を知らないため、警備員としてのレベルが低い。

②ボンクラ警備員はうるさいクライアントの現場経験がない。常に監視されてる現場で経験する緊張感がまるでない。

③楽な現場では来客対応や緊急対応が少なく、経験が積めない。楽な現場しか知らない警備員はほとんど使えない。

以上、ボンクラ警備員についてでした。現在の警備隊にもボンクラ警備員は存在します。よその会社を知らず、警備経験があるものの小学校で用務員的な仕事しかして来なかったので、本来の警備の仕事はほとんど経験してません。こういう隊員は施設検定資格は持ってませんし、普段の仕事ぶりを見ても緊張感は全くありません。なので業者の入退館簿や鍵貸出簿の記入漏れも気づかずスルー、毎朝のように鍵を取りに来る人の顔をいつまで経っても覚えない、面倒な業務は他の隊員に押し付ける、積極的に仕事しない、使えないと言うよりも足を引っ張るような迷惑な警備員です。こんなボンクラ警備員、一度商業施設のようなキツイ現場で鍛え直したほうがいいと思いますが、何かやらかして契約を切られたら会社にとって大変な損失になるので、それもできないのでしょう。個人的にはこんなボンクラと一日も早く、縁が切れることを願っています。

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