テーマに入る前にお詫びがあります。11月14日公開『警備員になる | 女子警備員ちゃんめんのブログ』の記事の中で一部誤りがありました。採用後に必要な書類の記載の中で、登記されてないことの証明は現在は不要です。令和元年12月14日より不要となっていたことを失念してました。お詫びと訂正させていただきます。大変失礼いたしました。
ここから本日のテーマに入ります。
体調不良や家庭の事情、不幸事など突然の欠勤は誰でもあります。10人の部署で1名欠勤した場合、9人で仕事を振り分けることになります。通常よりも一人の負担は重くなりますが、それでも9人でその日の業務を終れば結果オーライです。しかし、施設警備はクライアントとの契約内容に一日の配置人数が組み込まれているため、毎日必ず決められた人数がいなければなりません。施設警備員は遅刻や突然の欠勤をすると代勤者を立てて穴埋めする羽目になります。休日予定の隊員が出勤させられたり、前日からの当務者が残って勤務延長しなければなりません。代勤者を立てられず、欠員状態でクライアントにバレたら契約違反、契約を切られることにもなりかねません。
警備員の遅刻
遅刻の原因は電車の遅延か寝坊がほとんどでしょう。遅刻は当人だけの問題ではありません。遅刻警備員が出勤するまでの時間、前日の当務者が勤務延長になってしまいます。電車の遅延は仕方ないにしても寝坊での遅刻は避けたいものです。
警備員の欠勤
現場で働く警備員の大半は契約社員で給料は日給制または時給制がほとんどだと思われます。なので欠勤すれば当然給料が減ります。しかし、自身の給料が減るだけでは済まないのが施設警備員です。同僚の誰かが穴埋めの犠牲になります。とは言っても体調不良や家族の不幸での欠勤を責めたり、出勤を強要するのはパワハラに当たります。そこはお互い様、助け合いの気持ちも必要でしょう。私も今の現場に入って3か月後、休日の外出時に転倒して腕を骨折、急遽入院となって約2週間欠勤という苦い経験があります。突然の欠勤でシフトの作り直しや休日予定の同僚が出勤と大変な迷惑をかけて申し訳なかったです。
同僚に迷惑
施設警備員は遅刻や突然の欠勤をすると同僚に迷惑をかけてしまいます。しかし、中には人に迷惑をかけている自覚がない警備員がいます。注意されても改めず、「オレの給料が減るだけでしょう!」と逆ギレ、そんな新人隊員がいました。この隊員に欠勤者の穴埋めを頼むと「何でオレなんですか?」と。自分勝手を絵に描いたような隊員で、僅か1カ月で追い出されました。
まとめ
①遅刻は自分だけの問題ではない。遅刻警備員が出勤するまで前日の当務者が穴埋めで勤務延長になる。
②欠勤も同僚に迷惑をかける。自分の給料が減るだけの問題ではない。
③人に迷惑をかけている自覚がない隊員がいる。穴埋め勤務者に悪いと思っていない。
以上、警備員の遅刻と欠勤についてでした。施設警備は交代業務のため、出勤予定の隊員が来ないと前日の勤務者は帰れません。警備現場での突然の欠勤や遅刻は嫌がられます。そして遅刻欠勤があまりに多い警備員は現場から排除されます。人のことを考えない自分勝手な隊員は迷惑なだけです。どんな業界でも自分勝手でルーズな人は社会人としての品位を疑われるでしょう。時間を守る、人に迷惑をかけない、警備員以前に人としての社会的常識です。