警備員の給料・業務と給料

どんな業界でも求人広告に掲載されている給料は会社によって違います。会社の規模やクライアントの数、経営者の考え方で同じ業界でも賃金はピンからキリまでです。警備業界もご多聞に漏れず、求人の給料に違いがあります。その理由を考えてみます。

警備員の給料の平均値

現役警備員で給料の平均値を知ってる警備員はどのくらいいるでしょうか?このブログを書くに当たって調べてみました。正社員では月給に換算すると29万円、非正規雇用では平均時給が1,075円~1,300円だそうです。私の場合は契約社員なので給料は時給計算で時給1,078円(埼玉県の最低賃金)、資格手当が少々で月額16万~18万(手取り)、決して高いとは言えません。

給料に差が出る理由

正社員と契約社員、当務と日勤、資格手当の有無、勤務地など条件の違いで基本給に差が出ます。また、自分が働く現場が会社に支払う料金によっても違うのではと思われがちですがが、クライアントから支払われる金額を現場の隊員が知る機会はまずありません。どんな施設でも、また業務内容が異なっても一律で自治体の最低賃金で基本給を設定する会社が多いです。

給料の金額と業務の質

施設警備は施設によって忙しくてキツイ現場と来客の少ないラクな現場があり、その差は大きいです。しかし、仕事量が多いキツイ現場に行けば給料が多くもらえるとは限りません。給料の金額と仕事量は必ずしも比例しません。中途入社の警備員の大半は非正規雇用で時給は最低賃金、現場の仕事があまりにきつくて「割に合わない」と辞めて行く隊員を何人も見て来ました。施設警備は配属ガチャの当たり外れで運命が左右されると言っても、決して過言ではありません。ハズレ現場は仕事がキツイだけでなく、それに見合った給料がもらえない辛さがあるのです。

まとめ

①警備員の給料の平均値を知ろう。警備会社への応募時に参考になる。

②警備員の給料の違いは理由がある。勤務形態、働き方、勤務地など。

③給料と業務の質は必ずしも比例しない。キツイ現場に配属されても給料は高くない。

以上、警備員の異なる給料についてでした。当然のことながら、会社によって給与設定は違います。誰しもお金が欲しい、たくさん稼ぎたいと思うでしょう。しかし、金額だけで会社を選ぶと配属ガチャ以前に会社ガチャ大外れなんてことにもなりかねません。今は企業の口コミサイトである程度は各企業の情報を集められます。会社選びは慎重に。

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