汗臭い警備員・シャワー室

警備員はたくさん汗をかきます。夏場の屋外での立哨や巡回、冬場でも暖房が効いている屋内での冬服が暑くて汗をかきます。24時間勤務の警備員にとってシャワー室は仮眠前に汗を流して汗臭さも除去できるありがたい設備です。しかし、浴室やシャワー室がある施設はごく一部です。シャワー室がないと汗臭い体のまま仮眠して翌日の勤務終了後、汗臭い体のまま電車に乗って帰宅です。

24時間勤務で必要な設備

私が24時間勤務を経験したのは空港保安と宅配会社仕分け作業倉庫です。空港はシャワー室がありましたが、倉庫はありませんでした。

空港では保安警備隊は23時に従業員通路の検査場を閉めて待機室に引き上げます。翌朝5時まで仮眠時間ですが、汗臭いまま寝るのは気持ち悪いのでシャワーで汗を流します。翌朝も着替えその他身支度があるので4時には起きます。実際の仮眠時間は4時間程度でしたね。シャワーの時間を仮眠に充てれば1時間長く寝られるとも思いましたが、汗臭いまま共用の布団を使うのは他の隊員が使用時に不快な思いをしますからね。

一方、シャワー室がない仕分け倉庫、仮眠交代ですぐに寝られるのは良かったですが、夏場はシャワーを浴びたかったです。私は汗っかきなので翌朝の帰宅時にバスや電車で汗臭くないか気になりました。

警備員が汗臭いと言われる理由

警備員は中高年男性が圧倒的に多いです。中高年男性特有の加齢臭を発生させる警備員が多いのが原因と思われます。もちろん、個人差があるので中年男性でも匂わない人もいるし、体臭のキツイ女性もいます。ただ、これまでの私の経験では悪臭を放つのは中高年男性警備員ばかりです。自分の体臭は自分で気づかないせいもあって悪臭を振りまいている自覚がなく、汗をかいても何のケアもしません。小まめに肌着を着替えたり、汗拭きシートで体を拭くなどのケアをしていれば体臭を抑えることができるのに自身の体の手入れすらしない悪臭警備員がどこにでもいるのですね。

勤務終了後にも影響

24時間働いて悪臭を身にまとったまま電車やバスに乗る、飲食店で食事をする、コンビニやスーパーで買い物をする、これは立派な迷惑行為です。しかし、本人は自身の体臭で周囲に不快感を与えている自覚が無いのです。電車の座席に座った時に隣の人が即座に移動した時、飲食店で後から入店した人が隣の席に座りかけて離れた席に移動した時、自身の体臭がキツイのかもしれません。

まとめ

①24時間勤務でシャワー室は欲しい設備。

②警備員は中高年特有の加齢臭を持つ中高年男性が圧倒的多数なため、臭いと言われることが多い。どこの警備隊にも悪臭警備員は存在する。

③汗臭いままでの公共交通機関の利用や店舗への入店は本人が気づかない迷惑行為である。

以上、汗臭い警備員とシャワー室についてでした。警備員として真面目で良い人と評価されている隊員が、体臭がきつくて悪臭が酷いと嫌われてしまうこともあります。特に施設警備は接客が多くを占める業務内容なので身だしなみも仕事のうちです。夏場の24時間勤務では替えの肌着数枚と汗拭きシートが必要ですね。

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