体臭対策・悪臭警備員

これまでいろいろな現場を経験しましたが、どこの警備隊にも必ずいます、臭い隊員。不快な体臭をまき散らすスメルハラスメント。ほとんどの場合、本人が自分の悪臭に気づいてないのです。X(旧Twitter)で『おっさんは臭い』とのポストをよく見かけます。おっさんが多い警備業界、ニオイ対策を怠ると加齢臭や汗による悪臭で周囲に不快感を与えることになります。

警備員と体臭

悪臭の原因は様々です。体質によるキツイ体臭、大量の汗、洗濯してない制服。当直勤務(以下当務)の場合、24時間同じ制服で過ごさなければならず、夏場は大量に汗をかいても風呂に入れず、制服や体から不快なニオイを発してしまいます。現場によっては仮眠前にシャワー室を使える施設もありますが、そんな恵まれた現場は少ないです。施設警備は人と接する業務が多いので、せめて夏場だけでも風呂やシャワーで汗を流せればいいのですが。ちなみに空港の現場は女子用シャワー室があって仮眠前に汗を流すことができました。汗っかきの私にはとてもありがたい施設でした。

制服をこまめに洗濯できないのも悪臭の原因です。当務なら明けで帰宅後に洗濯するのは可能でしょうが、日勤では4~5日連勤サイクルです。夏服の支給は会社にもよりますが、5着も支給されることはありません。多くても2着、1着しか貸与されない会社もあります。休日まで洗濯できず、同じ制服を何日も着る羽目になります。現在の会社では夏服は長袖と半袖各1着です。連勤では毎日取り替えられません。冬服のYシャツは各自で用意するので私は6着持ってます。首回りは汚れやすいので何日も同じシャツは着られません。ネット通販でまとめ買いしました。

体臭対策

最近はドラッグストアに行けば汗拭きシートや消臭スプレーなどニオイ対策グッズが売ってます。また、休憩時間にこまめに肌着を取りかえる、仮眠前に体を拭くなどいろいろな対策があります。ただ、残念ながらこうした意識がない隊員がいます。汗をかいても体を拭かず、着替えも面倒がって何もしない、こんな隊員が悪臭をまき散らすのです。

悪臭警備員は仕事ができない

悪臭を放つ警備員は仕事ができない傾向にあります。施設警備業務に欠かせない要素は周囲への気配りです。お客様や施設・テナントの職員、同じ配置にいる隊員間への気配りができないと業務がスムーズに行かず、トラブルの原因になることもあります。自分の体臭を気にしている隊員は周りに不快感を与えないように配慮する、その姿勢が業務にも表れます。逆に気配りがない隊員は自分の体臭が周りに不快感を与えていることに気づかない、業務でも周りが見えずに自分本位で行動する傾向にあります。

まとめ

①警備員はスメルハラスメントの加害者にも被害者にもなりやすい。自分の体臭は意外と気づかないため、悪気はないのに周りの人に不快感を与えてしまいます。

②ニオイ対策はいろいろある。気配りができる隊員は言われなくてもこまめにケアしてます。

③悪臭警備員は仕事ができない。ニオイのケアをしない面倒くさがりは仕事も面倒くさがります。また、周囲への配慮ができないため、自分本位に業務を進める、面倒事は放置して他の隊員に押し付けるなど役に立たない迷惑な存在です。

以上、警備員の体臭対策についてでした。どこの警備隊にも必ず一人はいる臭い隊員、非常に不愉快ですがなかなか本人に「アンタ、臭いよ」と言いづらいのがニオイ問題。中央省庁の警備隊で強烈なニオイを放つ隊員がいました。あまりに臭いので何人かの隊員が本人に注意したようですが、当の本人は「体臭だから仕方がない」と聞く耳を持たなかったそうです。彼はニオイ以外でも仕事で注意されて逆ギレするような性格。仕事はできない、性格悪い、不潔と文字通り『鼻つまみ野郎』でした。悪臭は仕事仲間に嫌われる大きな要素です。特に夏はこまめにケアをしましょう。

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