ブラック警備会社体験記【女子中学校編】

2014年入社 在籍期間6ヵ月 日勤

面接

特に印象に残っていることはありません。面接即採用でした。入社予定日の数日前に配属予定の現場から女性NGだと言われてしまったとのこと、入社取り消しかと思ったら女子中学校の現場に変更ということでした。

入社後のギャップ

この会社への応募はHPの求人案内からでした。HPでは若い隊員さんの集合写真が掲載されていましたが実際は高齢隊員ばかり、女子隊員はほとんどいなかったです。たまに見かける若手隊員はサッカースタジアムなどの臨時警備、不定期の交通誘導などWワークのバイトの人でした。

福利厚生・労働環境

社会保険等は正社員に適応、入社してしばらくはアルバイト待遇なので対象外です。

労働環境は良い現場でした。事務方の職員さんとも先生方も清掃業者さんもいい人ばかりで楽しく仕事ができました。元気な女子中学生を見てると本当に楽しいです。私立の学校のせいか、真面目な生徒さんが大半でした。ただ勤務時間が6時30分から19時と長く、平日の勤務日は自分の時間は取れませんでした。

社風・人間関係

警備会社の中では零細企業クラスの規模のせいか、大雑把な社風だと感じました。制服の管理も適当だったようで支給された制服は明らかに古着でしたから。

人間関係で悩むことはありませんでした。一人勤務の現場で現場ではいい人に囲まれていたのでトラブルはなかったです。

退職理由

わずか半年で現場異動を命じられて異動先でやりがいを感じられなかったので退職しました。

中学校警備は日勤でしたが学校側からの要請で24時間勤務に変更することになり、深夜に女子隊員の一人勤務は危険だからとの説明がありました。気に入っていた現場だったのでショックが大きく、私服保安時代に発症した鬱病が再発、次の現場のスーパーに行きましたが、仕事ができる精神状態ではなく、初日の勤務終了後に退職を決意しました。

学校では警備業務というよりも門の前の掃除、池の水の補充、新聞や郵便物の回収、宅配荷物の受け取りと整理など用務員さん的な仕事が多かったけど楽しい現場だったので苦痛ではありませんでした。でもスーパーで買い物かごの片づけや自転車置き場の整理、ゴミの分別など警備員とは程遠い仕事に全くやりがいを感じなかったです。中学校警備を継続できていたらもっと長く在籍していたと思います。最低でも一年ぐらいはいたかったですね。

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